1.Happy Birthday Song
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
嬉しいことがあれば
きっとその前に
嬉しいことを誰かに
したのでしょう
辛いことがあれば
きっとその前に
誰かに辛い思いを
させてしまったのでしょう
残念ながら 僕らは
こんな風に色々抱えて
生まれてきたんです
そのままが特に
美しいモノじゃないんです
だけど
※生まれたときあんなに
大きな声で泣いたのは
このココロとカラダを全部使って
今度こそは誰かに何か
良いことをできるチャンスを
もらえたのが嬉しかったからなんです※
絶対痛くないからと
歯医者につれて行かれて
飛び上がるほど痛かったなんて
やっぱりイヤでしょ?
だから本当のことを言うね
生きていくことは
とてもとてもとても大変だし
それが当たり前なんです
残念ながら 僕らは
こんな風に色々抱えて
生まれてきたんです
そのまま何もしなければ
それなりの人生しかないんです
だけど
(※くり返し)
そして最後の日に
この歌を
自分のために歌えるように
Happy birthday to me
・
・
・
and
HAPPY BIRTHDAY TO YOU.
2.LOTUS IN THE DIRT
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
飛び込んでくるニュースに
僕はもう慣れかけていた
それよりも今日の夜 何を
食べるかを考えていた
言うことを聞かない犬を
必要以上に叱った
自分の中に真っ黒い
泥が詰まっていると知った
みんなそんなもんだよ
その言葉に何の意味があるんだろう
そんなことを確かめるために
生きてるなんて思えない
※この世界はまるで泥沼だ
きれいな花なんて咲かない
あきらめそうになった僕の目の前
「泥沼でもきれいに咲ける花が
あるなら君はどうする」と
真っ白い蓮の花が咲いていた※
なにも与えようともしないで
満たされないと嘆く
学ぼうともしないくせに
解らないと逃げてばかり
可哀想と眉をひそめて
自分じゃなくて良かったって
安心しているだけ
ただそれだけなのが怖くて
みんなそんなもんだよ
その言葉に何の意味があるんだろう
そんなことを分かり合うために
人は人の中で生きているの?
(※くり返し)
優しくなりたい 賢くなりたい
強くなりたい 弱さを知りたい
真っ黒い心の中 目を凝らしたら
正直な気持ちが
かすかに見えた気がした
(※くり返し)
3.桃
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
抱きしめたいと言う言葉の
意味とは裏腹に
不安や寂しさを君に
押しつけようとしてたんだ
ここに来る途中に君の
好きな桃を選びながら
救われることしか頭に
なかった最低な僕
君のようになりたいはずなのに
駆け引きのない気持ちを
いつもくれる君のように
高い場所に実を付けた
桃に手が届くように
君を抱き上げることさえ
思いつきもしなかった
高い場所に実を付けた
桃に手が届かない君に
気付かないような僕の手は
柔らかいものを潰してしまう
駄目なところをたくさん
僕の中に見つけても
どうして嫌わないで
一緒にいるのと聞いた時
そんなことで変わるような
気持ちしかない人に
好きと言われるのは自分も
いやだからと答えた
一人では感じられなかった気持ちが
僕の中で実る
君の言葉で実る
高い場所に実を付けた
桃に手が届くように
君を抱き上げることが
幸せだと僕は気づく
今までどんなに知りたくても
知ることのできなかったことを
一つ一つあきらめずに
僕は君と知っていく
高い場所に実を付けた
桃に手が届くように
君を抱き上げることが
幸せだと僕は気づく
独り占めすればいいのに
地面に足をつけた君は
一緒に食べようと笑うから
桃はもっともっと甘く香る
4.ファミレス
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
何かを食べることで僕らは
確かに生きていられるけど
ただ食べるために生きているわけじゃ
ないことに気付かせてくれた君なのに
気になった些細なことで
けんかをしかけたみたいになって
何も食べずに悲しそうにしてる
顔見て僕も落ち込んでる
ほんとに ごめんね
おなかすいただろ?
※こんな遅い時間でもやってる
あそこのファミレスに行こう
一緒に大きなメニューを広げて
何を食べようか ゆっくり決めよう
大事なことを見つけるためには
時間をかけた方が良いこともあるから
歩いて行こう※
どんなにおいしそうな食事も
口喧嘩や叱られる声で
味なんて何もなくなって
のども通らなくなるよね
僕にだって同じような
思い出があるくせに
大事な君に感じさせてちゃ
痛みも意味がなくなるね
ほんとに ごめんね
僕もおなかがすいてきたよ
祈るように「いただきます」と
ちゃんと両手を合わせた後で
怒ったりして台無しにすれば
嘘をつくのと同じだね
(※くり返し)
5.You are so beautiful
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
心に嘘をつくことはなく
頑ななまでに自分に素直で
言葉は迷わず まなざしは強く
その先には 必ず誰かの幸がある
※You are so beautiful
美しい人に
You are so beautiful
僕は出会った※
生まれた訳を日々に感じて
うれしさ 悲しさ 全てを受け止め
それでもどうしてもやるせない夜は
遠慮がちに涙をこぼしている
(※くり返し)
あなたのそばにいると
僕はこんなに
薄汚れて見えるけれど
いつか あなたのように
なりたいと思う
(※くり返し)
6.Are You OK?
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
雨は降り止むことなく
たった今この場所で
派手にころんだ僕と
自転車をぬらし続ける
見てみない振りなのか
助けの手は差し伸べられず
目の高さで過ぎてく車輪が
水しぶきをあげてく
思えば今日までの僕は
自分のことが一番先で
困ってる誰かを見つけても
何もしたことがなかった
こんな時こそ悲劇の主人公に
なるなんてばかなことはやめて
今日僕がして貰いたかったことを
誰かにしてみよう!!
あの日と同じように
止みそうもない雨は
派手にころんだ女の子と
自転車をぬらし続ける
あの時すりむいた膝の
痛みと雨の冷たさを
彼女もきっと同じように
感じているはず
駆け寄って「だいじょうぶ?」って
そっと手を伸ばして起こしてあげたら
すこし照れながら彼女が
「ありがとう」って笑ったよ
こんな時こそ悲劇の主人公を
この世界に増やすなんてのはやめて
あの日僕がして貰いたかったことを
僕はやってみたんだ
雨は降り止むことなく
たった今この場所で
懲りもせずまたころんだ僕と
自転車をぬらし続ける
だけど今日は違うのさ!
僕の上に出来た傘の影
そして聞こえてくる
「Are You OK?」
7.天国と地獄へのエレベーター
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
どんな理由をつけたとしても
どんな事情があるとしても
悪いことは悪い 変わらない
自然の法則は 変えられない
騙された僕がいるからには
当然騙した人がいて
罪を犯させるきっかけを
僕が与えたとも言える
そんな風に考えられるような
僕がいれば
どうだったのかと思い始めたら
答えが溢れ出してきた
自分のことしか考えられない
僕が生きているだけで
他の誰かを傷つけてしまうのなら
自分以外の誰かを
思いやれるその日には
僕もその人もみんな幸せになれる
大事だと言えば言うほど
大事にしてる気になって
奪われたり無くしてから
本当の意味に気付けるもの
そんな馬鹿な僕のために
悪役を買って出てくれたのか
そう思える今の気持ちなら
驚くほど感謝できる
そんな風に考えられるような
僕でこの先もいられたなら
同じ悲しみを
二度と繰り返さなくて良い
自分のことしか考えられない
僕が生きているだけで
他の誰かを傷つけてしまうのなら
自分以外の誰かを
思いやれる毎日ならば
僕もその人もみんな幸せな毎日
Everyday's gonna be a happy day!
誰の心の中にもある
天国と地獄へのエレベーター
考え方一つでどちらにでも行けるのさ
自分以外の誰かを
思いやれるその日には
僕もその人もみんなが幸せになれる
Everyday's gonna be a happy day!
8.1秒前の君にはもう2度と会えない(ALBUM VERSION)
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
本当はね さっきまで
あの信号の陰から
交差点をわたる君を見てたんだ
喧嘩した君のこと
流れる人混みが
あっという間に隠してしまったんだよ
見えなくなっただけ 探せば見つかるよ
そんなことを思いかけたとき
こんなあてのない事を平気で思う
自分勝手な僕に気付いたから
※息を切らせているわけは
君を見失わないように
あわてて走ったからだよ
だってごめんという一言を
伝えたいと思ったときに
必ず君がいるとは限らないだろ※
長い間 一緒に
過ごしているだけで
分かり合えたような気にもなるけれど
家族でも 友達でも
恋人同士でも
もともと人はそれぞれ違うのに
形のない想い振りかざしながら
正しいとか間違ってるとか
そんなあてのない事で言い争う内に
大事なことを無くすのはいやだから
(※くり返し)
1秒前の君にさえ
もう2度と会えない
(※くり返し)
9.長生きしよう
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
真夜中に目が覚めた
月あかりは横向きの
君の寝顔を照らして
あまりにも青白くて
冷たそうに見えて
息もしてないように見えて
「もし君が死んだら」
あるわけもない事だと
今までは思いもしなかったのに
君を見ていたら涙が
あふれて あふれて 止まらなくなる
馬鹿みたいだと
自分で笑いながら
それでもまだ涙が
あふれて あふれて 止まらなくなる
頼むから一緒に
長生きしよう
真夜中の街を
走り抜けるサイレン
君の寝息を確かめた
愛しいと思う気持ちが
僕の心の目を覚ました
あたり前にあるものなど何もないと
君を見ていたら涙が
あふれて あふれて 止まらなくなる
自分ではどうする事も
出来ない事があると
1つ1つ感じるたび
祈るという言葉の
意味を知って行く
君を見ていたら涙が
あふれて あふれて 止まらなくなる
馬鹿みたいだと
自分で笑いながら
それでもまだ涙が
あふれて あふれて 止まらなくなる
これからも一緒に
生きて行こう
10.君が教えてくれるもの
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
何も言葉を話さない君が
帰りの遅くなった僕を
変わらず嬉しそうに出迎えて
くれればくれるほど
私はあなたのためを思うのだから
感謝されてあたりまえと
思ったり言ったりしたことのある
自分を恥ずかしく思う
人間の形をして
生まれたからといって
人間らしく生きているなんて
限らないと今は思う
※青い洗濯籠に入って僕の家に来た君に
一つでもたくさん幸せだと
感じさせられる僕になれるだろうか※
君は毎日目を覚ますたびに
見るもの聞くもの触れるもの
何もかも全部新しくて
それが本当に楽しそうで
僕らといえば何かを感じる為の
努力さえもしない上に
言葉の使い方まで間違って
退屈だなんて言っている
人間の形をして
生まれたからといって
人間らしく生きているなんて
限らないね 本当にね
(※くり返し)
でも一人でただ悩んでいても
何も始まらないから
おなかが空いて机の脚をかじる
君に何か食べるものを用意しよう
青い洗濯籠に入って僕の家に来た君に
一つでもたくさん幸せだと
感じさせられる僕にならなくちゃ
11.Home Sweet Home
作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之
Home Sweet Home
愛しの我が家
Home Sweet Home
ずっとそこにいたくなるような場所
Home Sweet Home
ここがそうじゃないなら
そうなるようにすればいいんだ
どうしてこんな簡単な事に
いままで気付かないでいたんだろう
居心地の悪い場所になんて
誰もいたいと思わない
ただそれだけ
Home Sweet Home
愛しの我が家
Home Sweet Home
ずっとそこにいたくなるような場所
Home Sweet Home
ここがそうじゃないなら
そうなるようにすればいいんだ
どうしてこんな簡単な事に
いままで気付かないでいたんだろう
居心地の悪い場所になんて
誰もいたいと思わない
ただそれだけ
Home Sweet Home
愛しい人が
Home Sweet Home
ずっとそこにいたくなるような場所
Home Sweet Home
ここがそうじゃないなら
そうなるようにすればいいんだ
人であふれる場所に
人は生まれてくる
誰もが誰かのための
居心地の良い場所になれる
Home Sweet Home
愛しの我が家
Home Sweet Home
ずっとそこにいたくなるような場所
Home Sweet Home
ここがそうじゃないなら
そうなるようにすればいいんだ
そうなるように僕らはできる
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